コカコーラの広告で今のサンタクロースの姿が形成され、
お菓子メーカー、おもちゃ屋さんを始め、小売業や
なぜか唐揚げ屋さんなんかの策略で
まんまと色々消費しちゃうクリスマス。
子供は年間を通してサンタさんに何をもらうか考え、
12月に入るとワクワクはピーク期へ。
24日のクリスマスイブには多くのご家庭でケーキやご馳走を食べ
翌朝のプレゼントをもらう時には、親も子も、もうハッピーの頂点です。
中には、宗教や環境によってサンタが来ないご家庭も。
それでもどうにかしてプレゼントを与えたい、と思う親心や
中には、親がサンタと分かってるのに騙されてるフリをする子もいたり…。
キリストの誕生日として始まった記念日は、
いつしか、子ども、親、好きな人であったりと
大切な人の事を考える日になりました。
「死んだ後に残るのは集めたものではなく与えたものだけ」※
という言葉があります。
大好きな人に与えたプレゼントは
その人の心に大切な思い出として生き続ける事でしょう。
12月の夜、通りから見える家やマンションの窓の明かり一つ一つに
それぞれのクリスマスという、暖かな物語を感じます。
※『ジェラール・シャンドリの言葉』として
三浦綾子さんの著書『続氷点』に引用されてますが、
詳細は不明です。ほんとは一体、誰が考えた言葉なんでしょうね?