FB開いたら、今日は一昨年闘病の末に亡くなった、高校時代の親友の誕生日だった。
もう歳をとることのない、彼の誕生日。時々、彼のことを思い出すけれど、今日はもう少し思い出せよ!ということかな⁈
彼は浄土真宗のお寺の息子で、高校時代は本当にみんなの人気者。
僕が10代らしい不機嫌さやブルーな気持ちでいると、いつも顔をのぞき込んで桑田佳祐のモノマネとかで迫ってきて、おどけて笑わせてくれた。全部受け止めてくれてた。いつでも人に笑顔を配っていた。
でも、そんなとても陽気な中に、すでに僧侶としての佇まいがあって、その瞳の奥にはどこか静まり返ったものを感じていた。
その後、勿論立派な住職になったのだけど、もし、私が逝ったときには、彼に任せたら優しく家族を慰めて、友人達をちょっと和ませて、いい感じでまとめてくれるはずだと思っていた。
闘病中は面会も拒み、最後は会えないままで、コロナで葬儀のタイミングには行けずのお別れになったけれど、彼が残した卓話のCDの中で紹介してくれた言葉が彼からのメッセージとして、今も胸に響いています。
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人は去っても、その人の微笑みは去らない。
人は去っても、その人の言葉は去らない。
人は去っても、その人のぬくもりは去らない。
人は去っても、拝む手の中に帰ってくる。
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さよならの無い世界。
死は永遠の別れでは無い。
思い出す時に、そこで会える。
思い出すその言葉や記憶が指針となり、相談することができる。
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これからも思い出すことで会いたいと願ってます。
ウォー!!!とっても素敵なお話、ありがとうございます。涙。。。
お友達亡くされても、そんな言葉を残してもらったら永遠にそばに居てくれてるような気持ちになりますね。。。
「拝む手の中に帰ってくる」って初めて知った言葉ですが、これから手を合わせる度に思い出すことでしょう。とても癒されました。ありがとうございます!!!