年末ともなるとこの季節は、街中にイルミネーションが一斉に灯り、とてもキレイ。
日本人の1%しかクリスチャンはいないこの国でも、クリスマスは『プレゼントの日』としてこんなに浸透しています。
それは、「違う神社のお守りは離しておかないと神様同士がケンカするよ!」とよく聞く言葉でも分かる通り『八百万の神』を受け入れれる民族だからこそだとも思います。無宗教を含む全ての宗教でもそうならないかな。
ユダヤ教、キリスト教やイスラム教の聖地パレスチナでは争いが激化し犠牲者が毎日増え続けています。
これだけ争っても、どれだけ力の差があっても、ずっと決着はつきません。
人の怒りを理解してあげ、人の思想を変えようとせず、自分の幸せが周りの人々のお陰と気がつける、
そんな教えや授業が世界の義務教育となったら良いのに。
12月になると、街はイルミネーションに加え、ジョンレノンの命日ということもあって彼の曲『Happy Xmas』をよく耳にします。
曲中でジョンは、
『どんな人種だって、どんな人だって、皆んな平和でありますように。望めば今にでも戦争は終わるよ。』
と黒人差別が今よりも露骨だった時代に、黒人の子供たちと共にジョンとヨーコは歌います。
でも、もしもこの曲がキリストだけでなく、全ての宗教における神様の誕生日を祝う歌だったらどんなにいいだろうと思う。
ジョンの声を聴き、キレイなイルミネーションを眺めながら
『どうか世界の人々に1日も早く平穏が訪れてほしい』と心から願っています。